こんにちは、後藤です。
僕が提唱しているのは、最強のフリーランサーを結集してプロジェクトを進める“JP=ジョイント・パートナーシップ”。
例えば、企業から依頼を受けたマーケティング課題解決のためのオウンドメディアの構築や、地域活性化のためのイベントの実施。
行政からの依頼による広報活動などを受注した際に、企業に業務を外注、発注するのではなく、フリーランサーでスタッフィングを行い、収益をレベニューシェアするという方法。
責任感が強く、提供価値の高いフリーランサーがそれぞれの強み、得意なこと、高いスキルを発揮すれば、豊富なアイデアが沸き上がり、クオリティも担保されます。
ただ、基本フリーランサーは様々な業務を請け負いながら日々活動いているので、それまとめるプロジェクトリーダーがスケジュールや進捗管理をきっちり行うことが重要。
つまり、プロジェクトリーダーのプロデューサーとしての力量が問われるところです。
しかしながら、プロジェクトリーダーが豊富なフリーランスの仲間を束ねることができたなら、ある意味、どんなプロジェクトでも取り組むことが可能になるというビッグビジネスのチャンスにもなります。
では、“JP=ジョイント・パートナーシップ”を進めていく際に必要な、最強のフリーランスを見つけるにはどうすればいいのか?
今日はこのことについて考えてみたいと思います。
フリーランスチームの見つけ方、探し方は?
インターネット時代の今、やはりセンスのあるフリーランスはSNSを非常にうまく使いこなします。
SNSでスキルの高い、センスのある仲間を探すのも一つの方法です。
Twitterで探す
一つには、Twitterを小まめにチェックしながら、#=ハッシュタグで示されているキーワードに着目すること。
センスのある高いスキルを持つフリーランサーは、この#=ハッシュタグを非常にうまく使いこなします。
また、逆に仲間を募集する側から同様に#=ハッシュタグを活用し、ツイートしてみる。
そこで、フィーリングの合う素早いやり取りができれば、後はメールやスカイプ、チャットーワークなどで情報交換する。
こうしてコミュニケーションを深めていくことで、その力量を見極めることが出来ます。
FaceBookやLINEなどの活用
その他、ソーシャルでの相手方の情報発信、そしてこちらからの情報発信も重要です。
FaceBookやLINEだと発信に文字数の制限があるわけでは無いし、リンクや動画、そして、情報発信が上手な人は仕事の実績や成果などをわかりやすく伝えています。
ま、仕事の力量もさることながら、その人の人間性や志向、スタンスなどを見極めることが出来ます。
ここが意外と重要であったりします。
クラウドサービスなどで一度仕事をする
“ココナラ”や“クラウドワークス”、“ランサーズ”といったクラウドサービスで試しに一緒に仕事をするというのも一つです。
ただ、見ていて思うのは、正直、仕事の受注をクラウドサービスにのみ集中し、依存している人というのは“コミュニケーション能力”という点で、若干の不安があります。
確かにクラウドサービスは、
営業の手間のかからないマッチングサービス。
けれど、本当に能力のある人というのは、これをある意味一つのツール程度に考えていて、他の場でも自分のスキルや能力をアピールする場を持っている、もしくはそれを独自に開発している。
なので、ここもこれを上手に活用している人を対象とすることがお薦め。
仕事の受注数に注目するのではなく、評価や受注率をバロメーターとすることが大事です。
異業種交流会などに参加する
まぁ、異業種交流会といっても地域の財界のパーティのような催しに参加しても、おじさんの自慢話を聞くことで終わってしまう可能性も高いです。
時間をムダにしてしまうことになりかねないので要注意。
自分が信用できる、信頼できる人が企画したり、誘ってくださったりする交流会は、断ることなく率先して参加することをお薦めします。
その時の出会いが後々、大きなエクイティ=資産となるなんてことが結構あったりするものです。
尊敬する先輩、信頼できる仲間に紹介をお願いする
一番、確実な方法はこれ!
やはり、“人が人を呼び、人が人を征す”。
一つ言えることは起業する、独立する、といった時に本当に必要なのは、一人でもいいので自分の悩みを打ち明けることのできる、そして、自分を応援してくれるメンターとなる人を大切にすること。
そういう人がいて起業するのと、たった一人で闇雲に起業するのとでは、その質が大きく異なります。
今、なるべく人を介することなく不必要なコミュニケーションを排除して、効率的にドライに付き合いをしようという傾向に陥っている人が多いように見受けられますが、結局ビジネスは人と人…。
これを忘れてはならないと、そう思います。
チーム結成のポイント、どんな人と仕事をすればいいのか?
さて、もしあなたが、“JP=ジョイント・パートナーシップ”のプロジェクトリーダーとして業務を請け負うことになったとします。
そんな時、あなたは一体、どんな人をパートナーに選べばいいのか?
自分に持ってないモノを持っている
とにかく、自分に持っていないモノを持っている人。
自分と重複するスキルを持つ人を選んでも意味はない。
と同時に、方向性や志が一緒であることは大事ですが、「切り口」や「視点」という面で、自分とは異なるモノを持っているというのも重要。
プロジェクトを進める上では、アイデアのバリエーションが問われることが多いもの。
その際に、自分とは異なる“切り口”や“視点”を持っている人の意見や考えが、可能性を拡げることに貢献してくれます。
連絡が早い、仕事スピードが早い
まぁ、しかしこれだけ通信インフラが整備されて、いつでもどこでもどんな方法でも連絡が取れる時代になったにも関わらず、連絡、報告、相談のできない人が意外と多い。
申し訳ありませんが、“ビジネス”でそれが出来ない人は、幾ら何をやっても“ビジネス”で成果など出せません。
これは僕の経験上、まじで思います。
仕事はとにかくスピードです。
スピードが上がれば量もこなせる。
スピード感がある人というのは、
“時間の有効性”を理解している人です。
そして意外かも知れませんが、
僕の経験上、仕事はスピード感にその質が比例する。
本当に仕事のできる人は短時間で質の高いモノを上げてきます。
時間をかけるだけかけて、結局、修正が大量となるということになれば、更に時間の無駄です。
明るくてコミュニケーションが取りやすい
物事をポジティブに捉え、常に明るく、前向きに仕事に取り組んでくれる人と一緒に仕事をすると、やはり、こちらも元気になるし、楽しくなる。
仕事を楽しんでいる人と一緒に仕事をするということで、こちらもテンションが上がるし、ポテンシャルも上がる。
やはり、元気のある人と仕事をするというのは、大事です。
与えられた仕事のみではなく、全体が見ることが出来る人
“JP=ジョイント・パートナーシップ”は完全分業制なので、プロジェクトリーダー、プロデューサーの役割が非常に重要という事を言いましたが。
仕事を請け負う立場の人が、その役割に徹するだけではなく、時にその立場に立って、全体を見渡せる人であることも重要。
例えば、進捗が滞ることに対して、何処に問題があるのか?課題があるのか?何処を修正すればいいのか?
という意識持っている人がメンバーに加わってくれれば、共にその課題を解決することが出来ますが、ただ指示待ちで自分の業務に徹するだけの人をここに加えるのは非常に危険です…。
時に、そういう人がプロジェクトの足を引っ張る要因になりかねないのです。
本当に思うのですが、起業する、独立する、経営者になる時に必要なのは、マインドセットであったり、意識改革であったり、
つまり、“身を預けることで様々な保障(報酬や福利厚生など)を受けて来た給与所得者”では無くなるということに対して、どれだけ強い覚悟をもって臨めるのかが?すべての鍵になる。
正直、そこに対する“甘え”が抜けきらないままに、立ち往生している人もいっぱいいます。
そして、フリーランスが更なる成功を掴むには、自分の提供価値を拡げ、出来る領域、出来る仕事をどんどん増やすこと。
自分の職務領域は“ここだけ!”なんて人はいつまでたっても“ここだけ!”の仕事しかできない。
成功とは、自分の可能性をいかに伸ばせるか?拡げることができるのか?
そこにかかっています^^