「稼げるビジネスモデル」を探すのではなく、
何をしても「稼げる自分」になろう。
こんにちは、後藤です。
ビジネスキャリアの少ない人必見!異業種交流会、名刺交換会で次に繋がる振る舞い方とは?
若く野望を持ち、志高くビジネスに邁進する。
その心意気は立派ですし、本当に大切なこと。
そんな人が交流会や名刺交換会などに出かけて、多くの人との縁を拡げてゆくことは極めて重要なことです。
しかし、そこで多くの先輩起業家やビジネスパートナーとなり得る人との出逢いの機会を得たにも関わらず、それを“今後”に活かせない人は、その機会で過ち(あやまち)を冒しているケースが多々あります。
今回は、交流会や名刺交換会での振る舞い、所作について述べていきたいと思います。
交流会で次に繋がる振る舞い方①空気を読む
大物はAKY=あえて、空気を読まない人
だと言われることもたまにありますが、
影響力を持たない、大して実績もない、まだまだ成果が出ていない人は、まず空気を読むことが大事です。
例えば、こうした交流会の場で自分がスカジャン(マイルドヤンキーの人々が好むような横須賀にルーツがあるとされる、ジャンパー)を物販で扱っているからといって、バッチリオールバックのリーゼントで決め、スカジャン姿でその場に現れたとしましょう。
まあ、あんま見かけないでしょうが(笑)
当然のことながら、多くの人たちが、スーツ姿でその場にいらっしゃるにも関わらず、そんな恰好で出向けば、当然、浮きます。
誰からも相手にしてもらえません。
ま、世の中、昨今の報道で相手をおもんばかる行為がなんだか悪い事のように受け止められがちですが…。
空気を読むとか、相手の立場に敬意を示し、そこに対して配慮するということはビジネスを行う上では実に大事なこと。
若者が先輩から「お前何様?」と思われた瞬間にアウト。
それは常識というよりも、マナー。
マナーが守れない人はビジネスを目指すのではなく、破天荒なクリエイターや芸術家を目指した方がよいでしょう。
交流会で次に繋がる振る舞い方②元気、やる気、情熱は必要
ビジネス成功者には、先輩から厳しい躾を受けた体育会系が多い。
これ、統計的に正しい論理です。
まず、先輩を敬い、建てる、礼儀、作法が身についている。
これは、基本中の基本。
挨拶は元気よく、はっきりと。
名刺交換のマナーを守り、ちゃんと名刺入れから名刺を出し、お相手の名刺は自分の名刺入れの上において、お名前や役職、ビジネスの拠点などを頭に入れる。
そういう基本が出来なければ、礼儀を知らない、作法を知らないということで弾かれてしまい、そこから先に話が進みません。
財布から慌てて名刺を取り出すなんて論外。
やはり、第一印象はとても重要です。
交流会で次に繋がる振る舞い方③自己紹介は短く、簡潔にわかりやすく
マイクを渡されて20分も自慢たらたら、過去の栄光を語り、尊敬や信頼を無理やり引こうとするお爺さんのスピーチに閉口したことはありませんか?
そのお爺さんの実績や歴史、成果の多さがそれを赦してくれるだけで、これかの人は、自己紹介は短く、端的に!
「自分の名前」「ビジネスの拠点」「仕事の内容」「将来の夢」とか。
この4つを数分以内程度に簡潔に語れるメモを創っておいて、それを読むのではなく、きちんとお相手に語り掛ける!
最初の自己紹介で、何も全部丸ごと自分をさらけ出す必要はありません。
ビジネスは徐々に徐々に時間をかけてゆっくり信頼関係を構築してゆくもの。
焦りは禁物です。
交流会で次に繋がる振る舞い方④その場では絶対に売り込んだりしない
これみよがしにいきなりお会いした方に、ビジネスの売り込みをする人をあなたはどう感じますか?
例えば、LINEやフェイスブックなど、お友達になって間がないにも関わらず、ビジネスの勧誘を仕掛けて来るメッセが届く…。
僕はすごく嫌な感じに囚われ、相手をブロックすることもあります。
これ、リアルでも同様で何の面識もない、まだ人間関係も構築できていないお相手にいきなりビジネスの話をする。
そんな人に“好感”や“共感”を抱けるでしょうか?
交流会、名刺交換会はあくまで、きっかけを作る場です。
お相手を知り、趣味や興味のあること、関心があることをお伺いすることができ、もし自分と一致することがあるのであれば、それをあくまでもきっかけとすること。
仕事以前にまず、人間を知り、理解を深めること。
ビジネスは、そこから始まります。
交流会で次に繋がる振る舞い方⑤ビジネスのスタートは交流会、名刺交換会の後で
交流会、名刺交換会で見極めなければならないことは、今後一緒にビジネスをやってゆくことが出来るお仲間探しです。
- 志が同じ方向に向いているのか?
- 感性、感覚、うまが合うか?
- 尊敬できるお相手なのか、信頼できる相手なのか?
それを探り出すことです。
だから、名刺交換を行った人、全員とその後の交流を持とうなどと思う必要はありません!
この人!と思うことが出来た、2~3人、最高でも5人くらいの方に対して、メールや電話で、出逢いの機会を得たことに関する感謝を述べ、今後についてのアプローチを行う。
つまり、メール文面自動作成ツールによって作成されたような、判で押したような何の人間味も感じられないような文章を、営業管理のプラットフォームから一斉メール配信して、
名刺交換をしたお相手の方全員にメールを送付しても、そこからビジネスに発展することはまずゼロだと思ってください。
少数の人でいいので、そこで出会いの機会を得た人に心を込めて、渾身のメッセージを送る!
交流会、名刺交換会で人のご縁を大切に次に繋げるというのは、インターネット集客とは異なるコミュニケーションです。
面と向かって人と対峙し、互いの人間性を確かめ合う。
そんな場であることを理解して、コミュニケーションを深めてゆきましょう!
では、今日はこの辺で。