世の中にはさまざまな職業がありますが、サラリーマンとして会社勤めをする人は非常に多いです。
しかし、サラリーマンとして会社勤めをしている人の中には、サラリーマンを辞めたいと考えている人も少なからずいます。
もしかしたらあなたもそう思ってここに辿り着いたのかもしれません。
サラリーマンを辞めたいと考えていても生活面などからなかなかやめれない人も多く、サラリーマンを辞めてさまざまな方面に転職や起業をして成功している人もいます。
サラリーマンを辞めた場合のリスクやメリット、辞めた後の進路にはどのようなものがあるのでしょうか。
サラリーマンを辞めたいと思ってしまう時の理由
やりがいを感じてサラリーマンとして働いている人もいますが、辞めたいと考えながら日々働くサラリーマンの人もいます。
では、どのような理由からサラリーマンを辞めたいと考えているのでしょうか。
サラリーマンを辞めたいと考える理由には大きく5つあります。
労働時間が長く自分の時間を作れない
最近話題になっているブラック企業で働いており、残業続きや休みがしっかりと取れないからサラリーマンを辞めたいと考える理由の一つとして挙げられます。
たまに残業がある程度であれば辞めることを考えることは少ないですが、長時間労働が強いられていたり休日なく働かないといけなったりと劣悪な労働条件から辞めたいと考える人が一番多いです。
僕がサラリーマンのときも冬になると残業が酷くて帰宅が夜中のときもありました。
会社の方針が合わない
勤務時間や給与条件などは満足しているのに対し、会社の方針が合わないことを理由に会社を辞めようと考える人もいます。
会社のやり方と自分のやり方が反り合わず、軋轢が生じてそこからサラリーマンを辞めるという選択を考えるようになります。
やってきた仕事の評価が低い
真面目に仕事をこなして会社に貢献するような働きをしているのにも関わらず、やってきた仕事を正当な評価をしてくれないことを理由に会社を辞めたり辞めることを考えたりする人もいます。
仕事に対する評価はやる気に大きく影響し、仕事に対するモチベーションが下がり辞めたいと思うようになります。
社内の人間関係
社内の人間関係が上手くいっていないことからサラリーマンを辞めることを考える人もいます。
サラリーマンとして仕事をするうえで社内の人たちとの協力は必要不可欠ですが、人間関係がうまく行ってないと協力して仕事を行っていくことは難しいです。
そのことから会社の自分の居場所がないように感じ、サラリーマンを辞めたいと考えるようになります。
給料が少ない
労働に対する対価にあたる給与の支給が少ないことを理由にサラリーマンを辞めようと考える場合もあります。
特に結婚をしていたり子どもがいたりなど養う家族がいる場合給与の支給額の多さは死活問題になってきます。
家族を余裕をもって養っていったり生活の水準を上げていけるようにするために、今働いている会社を辞めて新たな道に進もうと考える人も多くいます。
なぜサラリーマンを辞めたいと思っても辞めれる人が少ない理由
さまざまな理由でサラリーマンを辞めようと考える人がいますが、辞めようと考えていても辞めれないという人もいます。
サラリーマンを辞めたくても辞められない理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
収入面で不安が残るから
サラリーマンを辞めたくても辞められない理由にはさまざまありますが、一番大きな理由として収入面の問題があります。
ある程度の貯蓄があり一人暮らしの場合は短期であれば何とかなりますが、養う必要がある家族がいる場合だと収入がない期間があると生活を送るのがきつくなってしまいます。
そのようなことを心配してサラリーマン辞めることを考えていても辞められないという人が非常に多いです。
転職してもやっていける自信がない
サラリーマンを辞めて転職などをしてもやっていく自信がないということも辞められない理由の一つとして挙げられます。
今までやってきたこととは別のことに挑戦して失敗するのが怖く、サラリーマンを辞める決断がなかなかつかない人もいます。
辞められる状況にない
辞めたくてもさまざまな理由から辞められる状況ではないことからサラリーマンを辞めない人もいます。
本来であればそのような状況があってはなりませんが、家庭的な事情で辞めたくても辞められない場合もあり、そのような場合は仕方なく続けていることがほとんどです。
サラリーマンを辞めた場合のリスク
サラリーマンを辞めたいと思っていてもやめた時のリスクを気にして辞められない人がいますが、サラリーマンを辞めた時のリスクにはどのような物があるでしょうか。
サラリーマンを辞めた時のリスクとして考えられるのは次の3つです。
経済的に不安定になる
サラリーマンを辞める一番のリスクが経済的に不安定になることです。
今の給料に満足していなかったとしてもサラリーマンを辞めて、すぐに新たな仕事が見つからないと収入がない期間ができてしまいます。
失業保険などをうまくやりくりすることもできますが、やはり経済的に不安定な生活になってしまいます。
自分一人だけで暮らしている場合は何とかすることができますが、家族を養っているサラリーマンにとって経済的に不安定になることは大きな痛手になってしまいます。
支払う保険料などが増える
サラリーマンを辞めた時のリスクの2つ目として、厚生年金や会社の健康保険といった社会保険に加入できないことが挙げられます。
サラリーマンを辞めて転職せずに起業したりフリーランスになったりした場合、基本的に国民健康保険や国民年金に入って自分で支払っていく必要があります。
サラリーマンのままであれば会社が一部年金や健康保険の支払いを負担してくれますが、サラリーマンを辞めた場合は全額負担して支払っていく必要があります。
サラリーマンを辞めた場合、どんな道がある?
サラリーマンを辞めても仕事を稼がないことには生活を送っていけません。
サラリーマンを辞めた後にどのような道があるのでしょうか。
起業
サラリーマンを辞めた時の進路一つ目として挙げられるのが、今までのノウハウや技術などを使って起業する道です。
今までの基盤を活用したりノウハウや技術を活用したりできる人におすすめの道で、うまくいけばサラリーマン時代よりも稼げるようになります。
しかし、起業しても必ずしも成功するわけではなく、失敗するリスクも十分考えられます。
フリーランス
サラリーマンを時代に築いた人脈を活かしてフリーランスとして働くのも一つの道です。
今までの仕事で経験したことを活かしてフリーランスとして働いていくことがセオリーで、経験を活かして失敗を減らせます。
しかし、サラリーマン時代のような収入の安定感は難しいことをしっかりと理解しておく必要があります。
家業を継ぐ
実家が何かしらの商売を行っていたり事業を行っていたりしている場合、サラリーマンを辞めて実家の家業を継ぐのも一つの道としてあります。
家業であればある程度形になっているので、それを引き継いで続けていけばいいため比較的他の道と比べても楽な道です。
将来サラリーマンを辞めたい人は副業から始めるのがおすすめ!その理由は?
将来的にサラリーマンを辞めようと考えている場合、辞める前にまずは副業から始めることをおすすめします。
サラリーマンを辞める前に副業から始めることをおすすめする理由は2つあります。
スキルを身に着けられる
まずは、辞めた後に仕事を行っていくためのスキルを身に着けておくことができることが挙げられます。
スキルや知識がない中で起業したりフリーランスとして働いたりしても失敗する可能性が高まります。
しっかりと安定的に働いておくためにも副業として行っていき、スキルや知識を身に着けておきましょう。
辞めた後スムーズに本業へ移行しやすい
サラリーマンを辞める前に副業をから始めることをおすすめする理由として、副業として行っておけばサラリーマンを辞めてから本業へと移行しやすいことが挙げられます。
副業として前もって始めていれば本業としてやっていけるだけの形を作ることができ、スムーズに本業として初めていけます。
また、副業として初めておくことによって収入が不安定な期間を減らすこともできます。
サラリーマンを辞めた場合のメリット
サラリーマンを辞めて新たな道へ進むことはリスクがつきものですが、反対にメリットもいくつかあります。
続いては、サラリーマンを辞めた場合のメリットをいくつか紹介していきます。
人間関係で悩むことが少なくなる
まず、サラリーマンを辞めるメリット1つ目は、仕事の人間関係で悩むことが少なくなることです。
会社で働くサラリーマンの中には同僚や上司との人間関係について悩んでいる人もいますが、サラリーマンを辞めてフリーランスになれば仕事上の人間関係で悩むことが少なくなります。
人間関係で悩んでいるのであればサラリーマンを辞めるのも一つの手段としておすすめです。
毎日満員電車に乗って通勤する必要がない
サラリーマンを辞めた場合のメリット2つ目は、毎日満員の電車やバスに乗りながら通勤しなくても良いということです。
首都圏や大阪、名古屋などの大都市圏で働いていて電車やバスなどの公共交通機関を使って通勤していると毎日満員の電車やバスに乗ることがほとんどです。
しかしサラリーマンを辞めてフリーランスなどになれば家が仕事場になることが多いので通勤をする必要がなくなり、毎日満員の電車に乗らなくても済みます。
自分で好きに時間を使える
サラリーマンを辞めるメリット3つ目は、自分の好きなように時間を使えることです。
フリーランスなどになればやらなければならない仕事をこなせるのであれば問題ないため、基本的に自分の好きなスケジュールで動けます。
それによってサラリーマン時代ではできなかったことも思う存分楽しむことができます。
まとめ
会社にまつわるさまざまなことでサラリーマンを辞めたいと考えている人もいますが、サラリーマンを辞めることはリスクがつきものなので実際に辞めることを考えている人が全員辞めるわけではありません。
しかし、サラリーマンの仕事に満足しておらず、新しいことを始めていきたいのであれば少しずつ準備てサラリーマンを辞めて起業したりするのもおすすめです。
サラリーマンを辞めることは非常に勇気のいることですが、勇気をもって辞めたからこそ見れる景色もあります。
僕も18歳からサラリーマンとして働き始めて20歳の時に退職を決意しました。
社内での人間関係は最高でしたし、会社の方針も特に気になりませんでしたが、自分の時間が限られていたり給料に納得できなかったりの不満がありました。
もっとお金を稼ぎ時間の自由が欲しいと強く思い、退職を出して1年間の準備を得て、21歳の終わり頃に東京で起業することができました。
そして今、毎月海外へ行ったり時間に気にせず飲んだり、お金も気にせず使うことができるようになりました。
もし少しでも今の自分の不満を抱いているのであれば、勇気を持ってチャレンジすることをオススメします^^
人生一回きりなので悔いのない人生に!