「稼げるビジネスモデル」を探すのではなく、
夢を叶える「稼げる自分」になろう。
こんにちは、後藤です。
本日のお題はコチラ
『営業が苦手な人が営業力の弱点克服のために2つの効果的なこととは?』
これから、経営に取り組もうという人にとって、自社の商品やサービスを“売る力”がない人というのは、ある意味致命的なスキルの不足です。
どれだけ素晴らしい商品でも「営業スキル」が不足していれば、売れることもなく利益を上げることもできません。
稼げるビジネスモデルだとしても営業力が不足していれば、経営というのは成り立たないということ。
なにせ、営業という側面はあらゆる仕事において、欠かせぬ業務。
でも、営業を“売り込む”、“売りつける”行為と考えてしまう人が多い。
成果が伴わない、前向きになれない、何かおこがましい気がするといったマインドにとらわれるわけです。
要するに営業力というのは、自社の商品やサービスが他社のそれより優れていることを理路整然とプレゼンテーションできればいいだけのこと。
そうしたネガティブなマインドにとらわれることなく、ポジティブな発想の転換が重要なのです。
しかし、マインドの転換のためには、やはり論理的裏付けが重要ということで、今日はそれをどう卓越させるかについて述べていきます。
営業力の克服①
あらゆる商品やサービスを自社商品に置き換えて、その優位性を語る訓練を行う
これはとある広告代理店で実際に取り入れられている研修プログラムのひとつ。
営業のプロというのは「弘法筆を選ばず」で何を売ってもトップセールスとなるもの。
弘法筆を選ばずの記事『ビジネスでうまくいかない人の99.9%の人達は、道具(ビジネスモデル)に原因があると思っている!?』
そういう営業のプロを作り出したのがこのプログラム。
クライアントの商品やサービスをアットランダムに5つ程度選び、そのどこが勝っているのか?
をメモにし、最後、社員同士でプレゼンを行い、どの商品やサービスを購入したいと思ったかをランク付けする。
なんとこのプログラムを経験したとある広告代理店のとある営業マンは、
とある商品の流通バイヤーへのプレゼンに駆り出され、見事その商品が流通大手のスーパーチェーンの店頭にならぶという結果にたどり着いたそうで。
その商品の宣伝、販促あらゆる扱いがその広告代理店のものとなったという伝説があります!
とにかくこのプログラムは激しく有効的。
ぜひ、実践してみてください。
営業力の克服②
「売る」、「売りこむ」ではなく丁寧に商品やサービスを説明する
これとある伝統工芸品の話。
その工芸品、だれが営業をやっても、流通に取り扱ってもらえず、
その商品の営業に部署が配属されると零細企業であるにも関わらず、みんな転職し会社を去ってゆくのがジンクスに...。
商品を売ることができるのは、会長と社長だけでその属人的な仕組みをどうかえてゆくか?
について腐心していたところ、これまで営業経験のない、中途採用に応募してきた一人の男性のアクションが大きく会社を変えました。
彼は、まず工芸品が作られている工房に一週間、寝泊りをして職人さんとともに汗水をたらし、一生懸命職人さんのお手伝いをし、一日を終えた後、
それぞれの工芸品の機能、売り、美しさ、デザイン、そのほかの優位性をメモで綴ったとのこと。
一週間後、流通プレゼンの機会を得たその人は、朗々と自社の商品の優位性を語り、
さいご「これだけ手の込んだ作業をした結果、これだけ美しい出来栄えとなっているわけで、その良さが理解いただけないのなら扱いは結構!」と自信をもって発言したとのこと。
先方担当者は心打たれて、扱いを倍にしてWin&Winの関係性を構築できたとのこと。
つまり、商品を売り込もうとせずに、丁寧にその商品を説明するだけで営業トークは完成するもの。
ただ、販売代理で一儲けしようなんて考えている方は、一度商品やサービスを振り返ることが肝要でしょう。
自分の言葉で商品(サービス、情報、ノウハウ)を説明する。
発想の転換で、営業に対する見方、考え方が大きくかわったのではないですか?
既成概念にとらわれずに柔軟にあらゆる方向性から物事にチャレンジする!
そのことで、新しい価値の発見が可能になると思います。
では、今日はこの辺で。