社会人といえばサラリーマン、という考え方は根強く続いてきた日本における一般的な労働観です。

しかしそれは既に過去の話、終身雇用が崩れつつある現在サラリーマンという働き方もはや一般的なものではなくなっています。

現代は労働も多様化している時代です。

サラリーマンという働き方は確かに価値のあるものですが、それだけに縛られていては時代に取り残されかねません。

労働環境が厳しい状況が続く今の時代、サラリーマンになりたくないという人は珍しい存在ではなくなっています。

サラリーマン以外の職業に就くにはどんな努力が必要なのでしょうか。

そもそもサラリーマンって何?

そもそもサラリーマンとは何なのか。単純ながら意外と答えるのに困る質問です。

多くの人はサラリーマンという職業に漠然としたイメージを持っていますが、具体的な事については意外とあやふやです。

そもそもサラリーマンとはどんな存在なのでしょうか。

企業に雇用されている

サラリーマンといえば企業に雇用されている会社員の姿が思い浮かびます。

大企業から中小企業まで希望はいろいろですが、雇用されて働く労働者の事をサラリーマンと呼んでいます。

いわゆる会社勤めというのが典型的なサラリーマンの姿で、肩書きが所属を問われた時は会社員と答えます。

会社員といっても必ずしも現場の業務だけではなく、管理職に昇進してもサラリーマンであることに変わりありません。

長年勤続し役員や取締役に出世しても同じです。

日本では叩き上げでトップにまで上り詰めた人のことをサラリーマン社長と呼んでいます。

毎月決まった給料をもらう

サラリーマンは毎月決められた給料をもらいます。

給料の額はバラバラで中には高額所得者に分類される人もいますが、給料の額に関わらずサラリーマンであることに違いはありません。

最近は報酬形態も多様化しており、年俸制を採用する企業も増えていますが、勤続年数や能力に応じた基本給が設定されていて定額が支給されていればサラリーマンと呼ばれます。

業績次第で給料の額が大きく変わるような場合はサラリーマンという呼び方はしません。

給料がコロコロ変動するいわゆる水物である場合は、続に水商売などと呼ばれます。

労働時間は9時−17時

サラリーマンの勤務時間は基本的に定時で、毎日決まった時間に出勤し決められた時間に退社します。

多くの会社が採用しているのが9時出勤17時退社で、いわゆる9時5時勤務という働き方です。

業種によっては早番や夜勤などもありますが、シフト制でも勤務時間がある程度一定であればサラリーマンにふさわしい働き方です。

働くときの服装はスーツ

サラリーマンの服装はスーツが基本です。

男性ならワイシャツにスーツそれにネクタイを締めて革靴を履きます。

女性の場合はスーツにパンプスもしくはハイヒールが基本ですが男性よりも服装の自由度は高めです。

工場勤務や現場作業ではサラリーマンでもスーツを抜いて作業服を着用します。

しかし、ワイシャツにネクタイはそのままで上着だけを作業着に着替える人も多く見られます。

スーツ姿はサラリーマンのイメージに強く影響しています。

同じ仕事をしていてもスーツを着ているか否かでその人がサラリーマンという認識は多く変わります。

最近はクールビズの普及も進みスーツ姿以外のサラリーマンを見かける機会も増えてきましたが、まだまだネクタイにスーツというのは強くサラリーマンを意識させる服装です。

サラリーマンのメリット

サラリーマンの最大のメリットは安定です。

定期的にもらえる給料により経済的に安定しているので生活への不安はほとんどありません。

給料の額が多くなかったとしても毎月決まった金額が支払われるのは大きなメリットです。

経済的に安定しているのでライフプランを長期的に考えることができますし、長期に渡る子育ても安定あればこそです。

社会的な信用が強いのも大きなメリットです。現代社会では様々な場面で個人の信用が問われます。

クレジットカードの作成や住宅ローンの審査など社会的信用がなければ利用できないサービスは多く、そのどれもが非常に重要な意味を持ちます。

高収入でもサラリーマンではないというわけで審査に落とされるケースは少なくありません。

少なくとも日本においてはサラリーマンという身分が非常に強力です。

世の中にはサラリーマン以外もいる!どんな働き方をしている?

ニュースなどを見ると世の中の人すべてがサラリーマンであるかのように扱われていますが、現実を見れば決してそんなことはありません。

世の中にはサラリーマン以外の人も大勢います。

働き方も当然多様で、高い給料を稼ぐ人もいれば自由に時間を使って働く人もいます。

会社に雇用されない生き方を選ぶ人も大勢います。

会社に雇われるというのはごく一般的ではありますが、必ずしも働く上で雇用は必要ではありません。

自分の才能を生かし雇われずに働く人は大勢いますし、業務内容は近くても非正規の有期雇用であえてサラリーマン以外の生き方を選択する人も増えています。

安定性という面だけで比べればサラリーマンが優勢ですが、個人に合った働き方を追求すればサラリーマン以外の選択肢を選ぶのは不自然なことではありません。

安定している制約やルールの多いサラリーマン以外の働き方も社会を支える上で重要な存在です。

サラリーマン以外の人達とは

社会を見ればサラリーマン以外の人もたくさんいます。

サラリーマンではないと言っても元々サラリーマンから転職した人や、サラリーマン経験を活かして新たな道を選ぶ人もいます。

僕ももともとはサラリーマンでしたが、20歳の頃に退職をして21歳で起業をしました。

会社経営者とは

サラリーマン以外の働き方として思い浮かぶのが会社経営者です。

サラリーマンが雇用される側であるのに対し、会社経営者はサラリーマンを雇用して会社を経営する立場です。

会社のトップに立つ会社経営者はサラリーマンとは真逆の存在と言ってもいいでしょう。

自分自身で業績を上げなければ収入もままならず、毎月決まった給料がもらえるサラリーマンとは逆の報酬体系です。

頑張って業績をあげればそれだけ給料も上がりますが、思うように成果が上がらなければ収入がゼロという月もあり得ます。

雇われるサラリーマンに対し雇う立場である会社経営者ですが、立場そのものは違ってもサラリーマンから会社経営者に転身するケースは多く見られます。

サラリーマンとして会社員時代に培った経験を生かし会社を立ち上げる。

そんな形で独立を実現しサラリーマンに別れを告げる人は少なくありません。

フリーランスとは

会社に雇用されず自由な立場で働くのがフリーランスです。

個人事業主や一人親方などフリーランスといってもいろいろなケースがありますが、会社や組織に縛られずな働き方を実現しているところは一致しています。

時間や働き方に融通の利くフリーランスに疲れるサラリーマンは少なくありません。

しかし収入や将来の保証がほとんど期待できないので常に不安定な上に、仕事の全ては自己責任となるフリーランスとして働くのは苦労が伴います。

高い実力や営業力がない限りフリーランスを長く続けるのは至難の技です。

サラリーマン以外の職業例

前半部分でお話をしたサラリーマンですが、サラリーマン以外での働き方はどんな職業があるのか。

色んな職業が存在していますのでその一部をご紹介します。

youTuber

制作した映像投稿サイトにアップロードし広告収入で生計を立てるのがyouTuberです。

ここ10年ほどで誕生した新しい職業ですが近年急速に認知度を伸ばしており、小学生がなりたい職業ランキングでも上位に入るほど人気の職業です。

youTuberは個人でも始められるので参入が増え続けています。

実際に動画で人気を集めて生計を成り立たせるだけの収入を得るのは簡単ではありませんが、成功すれば高収入も夢ではない仕事です。

似たような職業だとインスタグラマーやインフルエンサーやアフィリエイターと呼ばれるようなものもあります。

カメラマン

写真を撮影するプロフェッショナルであるカメラマンはフリーランスで働く人の多い職業です。

カメラなどの機材こそ必要ですが基本は腕一本で仕事ができる技術職なので、いわゆる職人気質な人が多く見られます。

カメラマンといえば報道写真やグラビア撮影などメディアからの依頼で仕事をするケースがほとんどでしたが、近年急速に増えているのが販売画像を専門に手掛けるカメラマンです。

ネットを通じて画像を販売するサービスは大手メディアなどでも活用が広がっており、ダウンロード一枚につき何円という形で報酬を稼ぐカメラマンが増えています。

ポートレートなどのカメラマンも増えています。

飲食店経営

独立して起業する先として人気なのは飲食店経営です。

いわゆる脱サラと呼ばれる独立開業でオープンする飲食店は後を絶たず、ラーメン屋からフレンチまで多種多様な飲食店が開業しています。

人気の飲食店経営ですが実態は楽ではありません。

新規開店した飲食店の7割は3年以内に閉店しているという厳しいデータもあります。

一国一城の主としてやっていくのはなかなか大変です。

コンサルタント

企業を相手に経営に関するアドバイスを提供するのがコンサルタントです。

コンサルタント会社に就職するサラリーマンもいますが、個人で独立しているコンサルタントも多く見られます。

コンサルタントは経験と人脈が重要なため、サラリーマン時代に培った人脈を生かして独立するケースが目立ちます。

自分の専門的な分野でコンサルタントになるのがいいでしょう。

カメラに詳しければカメラのコンサルタントでもいいですし、税務に詳しければ税理のコンサルタントでもいいですし、トレーニングに詳しければトレーニングのコンサルタントでもいいです。

僕は起業した頃、WEBマーケティングのコンサルティングもしておりました。

ライター

ライターはフリーランスとして働く人の多い職業です。

雑誌のコラムから専門誌に掲載されるレポートまでライターといってもいろいろですが、書き上げた記事の対価として原稿料をもらい成り立たせています。

ライターの中でも特殊な立場にあるのが翻訳家です。

いわゆる文章執筆とは少々異なりますが、言語知識を活かして文章を翻訳する翻訳家はフリーランスでも働ける職業です。

その他小説家やエッセイストなどもほとんどはフリーランスで活動しています。

サラリーマン以外の職業になるメリット

サラリーマン以外の職業になる最大のメリットは 「自由」です。

安定した生活と身分が保証されるサラリーマンですが、その代わりさまざまな制約に従う必要があります。

社会常識や会社の規則はもちろん、暗黙の了解や業界の慣習など無言のルールまでサラリーマンとしてやっていくにはさまざまな制約を守っていく必要があります。

サラリーマン以外の働き方を選べば大部分の制約に従う必要はありません。

制約を嫌ってサラリーマンになりたくないと考える人が多いことから、必然的な流れとしてフリーランスとして働く人の多くは自由を好みます。

収入面でも大きなチャンスがあります。

サラリーマンでは基本的な賃金体系に従って給料が決まります。

安定した給料がもらえるのはメリットですが、反面ずば抜けた成績を上げてももらえる給料には限界があるのも事実です。

サラリーマン以外の職業なら働いたぶんだけ収入もアップします。

逆に収入がなくなってしまうリスクもありますが、才能をフルに活かして稼ぎたいならサラリーマンに窮屈さを感じるでしょう。

サラリーマン以外の職業になる際の注意点

サラリーマン以外の職業では基本的に全て自分のことは自分でやらなくてはいけません。

収入はもちろん保険や年金、納税など各種手続きに関しても会社任せにはできず自分がやることになります。

何かあった時の備えも必要です。

会社のように休職制度や産休制度はありませんし、福利厚生は期待できません。

ボーナスも退職金もないので仮に収入がサラリーマンより上だったとしても必ずしも余裕はありません。

万一に備えてある程度貯金しておかないと何かあった時に立ち行かなくなる能性があります。

ですがそこまで注意するほどのことではありません。その分、経験や知識が身につきますので成長はします。

まとめ

サラリーマンになりたくないのなら無理してなる必要はありません。

職業選択の自由は保障されています。

経営者やフリーランスなど、サラリーマン以外の働き方はいくらでもあります。

職業によってはサラリーマン以上のチャンスが巡ってくる可能性もあります。

全ては自分次第ですが、サラリーマン以外の働き方を希望するのであればサラリーマン以外を選択しましょう。

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