こんにちは。
live a life you will remember
どうせこの世を去るんだ、記憶に残る人生を送ろう。
後藤(@tsuyoshi.0501)です。
政府主導で働き方改革が進められる昨今、大きな注目を集めているのがオフィスに縛られずに働く「リモートワーク」です。
長い通勤時間はライクワークバランスを考える上で避けては通れない問題です。
通勤せずに遠隔地で働けるリモートワークなら時間的余裕が確保できるだけでなく、会社側にとっても優秀な社員を確保しやすいというメリットがあります。
そして、IT技術の進歩によりますます広がりを見せるリモートワークを利用して独立、起業を目指すサラリーマンも増えています。
実現すれば通勤地獄からの解放も夢ではありませんが、リモートワークにも向き不向きがあります。
本記事ではリモートワークにおすすめの職業や向いている人などについて詳しく紹介しますから、ぜひ参考にしてくださいね。
※まだイマイチ『リモートワーク』について知らない人は先に以下の記事をご覧下さい。
リモートワークしやすいおすすめ職業
システムエンジニア
システムエンジニアと一言にいっても内容はさまざまです。
プログラマーやwebデザイナー、インフラ設計など様々な分野がありますが、主にコンピューターを使用して仕事をする為、リモートワークがしやすいと言えます。
そもそもシステムエンジニアの仕事は、オフィスでの集団作業であっても直接的に同僚と業務を共有することはほとんどありません。
業務の大半はネットワーク上でデータや進捗状況を共有して仕事を進めていくので、社内ネットワークの規模をそのまま拡大すればリモートワークの仕組みがすぐに出来上がります。
今から約20年前ならデータの送受信や共有に対応出来るだけのインフラが無い為、リモートワークは困難でしたが、現在の高速通信回線を利用すれば巨大なデータも簡単に遠隔地とやりとりできます。
業務にクラウドを導入して活用しているのであれば、リモートワークはさらに容易です。
そもそも離れた場所同士をネットワークでつなぐ事が前提のクラウドは仕組みそのものがリモートワークに適しています。
僕自身も最近フィリピンでも事業を始めましたが、現地の従業員とは大半をリモートワークで仕事をしてもらっています。
ですから、システムエンジニアになれば、物価の安いフィリピンやベトナムなどに移住して、日本から仕事をもらうことも可能です。
クリエイター
クリエイターとは、イラストや映像、マンガやアニメーションなどを創造性を生かして作品を生み出す職業です。
クリエイターに求められるのは完成した作品の品質です。
基本的には個人の才能とチームワークの両輪で作業は進められますが、作業データの共有や遠隔地コミュニケーションなどの課題が解決されれば勤務地は問題になりません。
優れた実力が認められれば遠隔地に住んでいても仕事の依頼は確実に舞い込みます。
ライター(ブロガー)
文章を執筆する「ライター」もオフィスに縛られずに働くことが出来るリモートワーク向きの職業です。
ライターはITが普及する以前からリモートワークに近い働き方が広まっていた職業で、取材をし原稿を執筆し納品して報酬を得るフリーライターは出版業界には欠かせない存在です。
彼らは決まったオフィスで働いているわけではなく、独自の場所で仕事をしておりリモートワークの先駆けとも言えます。
ライターの商品である記事や文章はデータ量が非常に小さいため高速通信回線の充実していないエリアでも働けます。
仕事道具はスマホのみという新しい世代のライター業に従事する人も増えており、オフィスに縛られないどころかクライアントとほとんど顔を合わせること無くメールやSNS経由のやりとりのみで仕事をしているライターも少なくありません。
僕の会社も多くのライターさんと個別契約をしておりますが、ほとんどのライターさんと顔合わせをしたことがありません。
ですが、スムーズに何ヶ月間も業務を委託していたりします。
カスタマーサポート
顧客からの問い合わせやクレームに対応する「カスタマーサポート」もリモートワークが広がりつつある職業のひとつです。
カスタマーサポートの場合は少々特殊で、自宅やシェアオフィスなどで働くのではなく、本社とは遠く離れた遠隔地にサポートセンターを設置し顧客対応をするスタッフを集めて業務を行います。
そして、最近は海外にカスタマーサポートの拠点を設置する企業が急増しています。
例えば、大手世界企業で知られるAmazonも、カスタマーサポートは在宅勤務が対応しています。
<Amazonの在宅勤務>
- 通勤がなく終業後すぐにプライベートの時間が取れるため、ワークライフバランスを保ちやすい働き方です。
- チャットや電話会議で日本全国の仲間とすぐに繋がるのでチームに一体感があり、一人きりではない安心感があります。業務中に困ったことがあってもすぐに質問ができる環境です。
- 在宅勤務をしながら正社員になれるチャンスがあり、上司やマネージャーはあなたのキャリアアップを全力でサポートするので、その後のキャリアも自分次第で広がっていきます。
引用:Amazon公式サイト
地方に在住の方からしたら、時給の高い大手企業に在宅勤務として勤めることができれば、場所に囚われることなく、育児にも専念することが可能です。
リモートワークに向いている人の特徴
理解力が高い
通常の業務スタイルとは違い、リモートワークでは基本的に個人で働くことになります。
打ち合わせや質問はメールやチャットツールなどを介して行われますが、業務内容を的確に理解し自分に求められている仕事を果たせる人ほどリモートワークが向いています。
打ち合わせをしても十分に理解できない、理解するまで時間がかかるようなタイプはリモートワークには向いていません。
理解が不十分なまま勝手な判断で仕事を進めてしまうと、求められているものとは全く違う結果になってしまう恐れがあります。
こまめにコミュニケーションしていれば軌道修正も容易ですが、リモートワークではどうしてもオフィス勤務と比べてコミュニケーション密度が薄くなるため仕事のズレが大きなトラブルを引き起こす可能性があります。
求められている職責を果たすのは仕事の基本中の基本ですが、リモートワークではそれがさらに顕著になります。
集団の中で自分が果たすべき役割をきちんと理解できる人はリモートワークに向いていますが、常に誰かのチェックがないと不安だというタイプの人は不向きです。
自己管理ができる
リモートワークは基本的に仕事を自己責任で進めていくことになります。
失敗しても誰かがフォローしてくれるだろう、と人の力を当てにしているような人はリモートワークには不的確です。
自分で自分のことをきちんと管理できる自己管理力はリモートワークに必須の能力です。
上司の目が光るオフィスでの業務とは異なり、リモートワークではかなりの自由と裁量権が与えられています。
好きな様に仕事ができるということは、全てにおいて自分自身で管理しなければ仕事が進まないということでもあります。
スケジューリングや進捗状況の管理、労働時間の設定やトラブル対応まであらゆる面において行き届いた管理を実行できる人ならリモートワークでも確かな成果を出せるでしょう。
気遣いができる
リモートワークでは上司や同僚とのコミュニケーションは、パソコンやスマホ上でのやりとりが中心です。
基本的に文字や文章でコミュニケーションを取ることになりますが、面と向かって話をするのとでは同じ内容でも受け取り方に大きな違いがあります。
対面で話をしていれば表情や話し方などで意思を伝えることもできますが、文字でのやりとりではそれがありません。
軽い冗談を言ったつもりが相手を深く傷つけてしまう可能性もあり、十分な気遣いができないとコミュニケーションに支障をきたす恐れがあります。
直接的な交流が少ないリモートワークだからこそ気遣いは何よりも大切です。
常に相手の立場と気持ちを尊重できる人なら、リモートワークでもチームワークを活かし他仕事が出来るでしょう。
リモートワークに向いているならフリーランスになるのもあり
場所や時間に囚われない働き方として、フリーランスになるという選択肢もあります。
例えば、先述したシステムエンジニア(プログラマーやWebデザイナーなど)は、パソコンさえあればどこでも仕事が可能です。
ですから、フリーランスの多くが取引先とリモートワークで連絡を取り合い、業務を進めているのが現状です。
もちろん、フリーランスとして独立するには、それなりのスキルや知識などが必要になりますが、フリーランスとして独立ができれば自由に仕事をすることが可能になります。
フリーランスとして将来的に独立したいと思っている人は、以下の記事もご覧ください。
リモートワークをする際の注意点
働く環境を整備する
リモートワークでは仕事をする環境づくりがとても重要です。
機材や通信回線など十分な環境が整っていないと仕事で成果を出せません。
職種によって必要な環境は異なりますが、トラブルが合った時などを想定してバックアップ体制も整えるなど、十分に環境を整備しておかないと仕事が立ちゆかなくなる恐れがあります。
機材や環境の整備には、十分に費用をかけ万全の体制を整えましょう。
初期投資をケチると後々の仕事に影響します。
労働時間の管理
裁量の大きいリモートワークでは、労働時間の管理が重要課題となります。
労働時間の管理がずさんだと課題な業務を抱えて睡眠時間を削って働くハメになりかねません。
健康のことも考えてワークライフバランスのとれた労働時間を自分自身でしっかり管理しましょう。
契約書の作成
リモートワークでは求められる業務内容や業務範囲を明確にしておくことが大切です。
後出しで条件や期限を変更される事のないように、仕事を請け負う段階で契約書を作成する習慣をつけてください。
企業に雇用されているのなら指示書、命令書など業務の内容が分かる書類を必ず作成し保存しておきましょう。
まとめ
リモートワークは労働者にとって憧れの働き方のひとつですね。
実現すれば自由度の高いリモートワークですが、実際には超えるべきハードルも多く簡単にはいきません。
業務内容や職種、仕事とプライベートのバランスなどさまざまなことを考慮して、自分にとって理想的なリモートワークとはどのようなものなのかを具体的にイメージすることが成功のコツです。
とはいえ、何事もまずは行動が必要ですから、少しでもリモートワークに興味あるのなら早速行動してみるのが良いでしょう。