こんにちは。
live a life you will remember
どうせこの世を去るんだ、記憶に残る人生を送ろう。
後藤(@tsuyoshi.0501)です。
社畜とは、Wikipediaにも記載されている通り、家畜のように会社に飼い慣らされていることから生まれた造語ですね。
社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤も厭わない奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。
「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。
引用:Wikipedia
自分自身もしかして社畜かも?
と思っている人は、正直まだセーフです。
というのも、社畜になっている人の特徴は、知らず知らずのうちに社畜になっている可能性が高いからです。
とはいえ、社畜であることが全て悪い訳ではありませんが、それなりのリスクもあります。
本記事では、社畜について、どんな特徴があるのかや、社畜であることのメリット、リスクを詳しく紹介していきますのでぜひ参考にして下さいね。
社畜かもしれない人の特徴
結論から言えば、社畜かもしれない人の特徴は、実に様々あります。
ここでは、大きく分けて下記の4つをさらに分割して説明していきますね。
- 仕事の態度
- 人間関係
- お金
- 自分自身の問題
仕事の態度
仕事を断れない
仕事を断れないとは、上司や同僚から依頼された仕事に対して断ることができずに抱え込むことで、社内で良いように扱われているということを意味します。
また、本人も評価が上がるということを気にして仕事をしている可能性も高い状態です。
仕事に酔いしれている
仕事に酔いしれているとは、自分がバリバリ仕事をしている姿にナルシシズムを感じ酔っているのです。
仕事に酔いしれていると、知らず知らずのうちに社畜化しているケースも少なくありません。
仕事のレベルを他人にも要求する
自分自身の仕事のレベルを他人にも要求する人は、自分の評価を上げるためや会社のためにという大義名分で自分自身だけでなく、他人にもそういったレベルを要求するのです。
これは他人にも危害が及ぶ厄介な社畜のケースと言えます。
指示に忠実である
こういうと忠義のあるサムライのように見えますが、悪く言えば言われたことしかしないということで、自分自身の創意工夫がないものがこの特徴になります。
確かに忠実であることは重要ですが、それをきちんと守ったうえで自分らしさを出すことが大切です。
基本残業する
基本残業するとは、残業することを前提としたスケジュールを立てるということを意味します。
例えば、6時定時ならば6時ギリギリまで外回りをして、残業で事務処理を行うと言ったスタイルを当たり前に行っているような行動の特徴です。
人間関係
プライベートでも仕事関係の人と過ごす
プライベートでも仕事関係の人と過ごすとは、
- 日曜日や土曜日の日に仕事関係の人とゴルフに行き接待を行う
- 休日出勤してそれを周囲にも共用する
などの傾向が強く、社畜化している特徴と言えます。
仲のいい同僚がいない
仲のいい同僚がいない人は会社で、
- 周囲から恐れられ孤立している
- コミュニケーション能力が低いため孤立している
等という場合です。
役職についていたり、中途採用の方に多く見られる社畜化の特徴と言えます。
友人が少ない
同様にプライベートの友人が少ないというのも社畜の特徴です。
プライベートに友人が少ないため仕事関係の人と付き合ったり、孤立化しているため、仕事が中心になってしまい気づいたら社畜化している傾向もあります。
お金
お金は貯金
お金は使うものではなく、貯めるものという考えを持っており、これ自体は良いのですが、趣味が貯金になっているという状態がこの社畜の特徴に当てはまります。
口座の残高の数字がどんどん増えていくことに喜びを覚えており、どんどん増やしたいということに執心し、結果社畜になっているのです。
つまり、お金を増やす=毎月安定した給料に依存している状態とも言えます。
時間よりもお金という考えを持っている
時間よりお金という考えを持っているのも社畜の特徴と言えます。
プライベートの時間よりもお金にすることにこだわっており、それによって仕事に時間を費やしていくというのがこのパターンです。
こういった思考から、仕事をどんどん受けたり、自分の時間をどんどん会社のために消費します。
自分自身の問題
将来像を持っていない
将来像を持っていないとは、目の前の仕事にだけ目が行ってしまい、自分は将来どうしたいのかという将来像(目標)を持っていない人が社畜化の傾向を持っています。
目標がないとひたすら目の前に仕事に目が行ってしまうため、気づいたら社畜になっているのです。
挫折に弱い
挫折が弱いため過剰に物事に挑戦することを恐れてしまい、評価や人の目を気にしてついつい会社に尽くしたり、異様にへりくだった態度やすみませんが口癖になっているのです。
ここまで紹介した特徴に全て当てはまればもちろん社畜ですが、それ以外もいくつか項目が当てはまるだけでも社畜の傾向があると言えます。
社畜であることのメリット
社畜について先述の項目では悪者扱いしてしまいましたが、社畜にもメリットはあります。
結論から言えば、以下の3つがあります。
- 経済的に最低限度の生活ができる
- 勤務先が年功序列であれば出世したり給料が上がる
- 社内の評価が上がることがある
1つずつ詳しく見ていきましょう。
経済的に最低限度の生活ができる
当然のことながら、会社に勤務してにいれば給料がもらえます。
これは家畜が家畜でいればエサをもらえるのと同じという意味です。
ここまで言うとあまり聞こえは良くありませんが、実際に会社から給料も出ますし、よほどのブラック企業でなければ社会保障として年金、健康保険、そして労災保険や失業保険に入れるため、何かあった時もそれが自分も守ってくれます。
まとめると、家畜が狼などの害獣から守られるようなイメージです。
そこに給料が出れば、ある程度の生活ができます。
このように経済的に保証があるのは社畜の大きなメリットです。
勤務先が年功序列であれば出世したり給料が上がる
次が勤務先が年功序列であれば出世したり給料が上がるというものになります。
とりあえず働いていれば給料が出ますし、社内規定で年齢や勤続年数が上がるごとに給料が増えていく会社は多いです。
これもメリットであり、仕事をして会社で生活していれば少しずつ収入が増えていくケースもあります。
社内の評価が上がることがある
最後が社内の評価が上がることがあるということです。
これは確実なメリットではありませんが、社畜化していれば評価され、それなりの待遇になることも少なくありません。
ただ、あまりにも周囲にとって害になるような場合は社内の環境によりますが、低評価になることも否定できないというメリットです。
いずれにしても社畜であれば、それなりに生きていけるということで、家畜のように安全であるということを意味します。
社畜であることのリスク
評価が得られない
評価が得られないとは、社畜化してロボットのような存在になってしまうと、社内で備品の一つのような扱いになってしまうというリスクです。
「こういうのをやらせておけばいい」という○○係のようになってしまうため、社内の評価が得られないというものになります。
うまく行けば社畜であるために評価が上がることもありますが、環境によってはこういった低評価になるリスクも存在するのです。
過労やストレスによる疾患
社畜化してバリバリ仕事をするのは良いのですが、無理をして仕事をすることも少なくありません。
そういった場合、過労が蓄積し、それに追い打ちをかけるようにストレスが加わって心身にダメージを与え、結果心身の病的な状態、いわゆる体を壊すことにつながることもあります。
特にストレスが溜まって精神疾患になると長期休業を余儀なくされ、結果仕事を失うという社畜にとって最悪のシナリオになります。
自信喪失
時間を奪われ、毎日同じような仕事を大量に任されていると自分自身に対する自信も徐々に失われます。
こういった自信が失われた状態になると、より会社につけ入れられ社畜化が加速するというリスクです。
自己の価値の喪失
同様に自己の価値の喪失も深刻なリスクと言えます。
自分の価値を失い、家畜のような存在だと気づいた時、自分は何者なのかを自問するようになります。
そして、多くの場合答えが出せず自分の価値が分からなくなるというリスクです。
これは仕事以上に人生すらおびやかすリスクと言えます。
社会的孤立
仕事や会社関係だけになってしまうと、仕事や会社を失った時何も残りません。
定年して会社を去った後、周囲は知らない人ばかりで、趣味もなければ人間関係もないという状態で一から人間関係を構築するのは困難です。
そのため、構築する気力も起きずに孤立してしいます。
こういった仕事の質や人生の質にまで社畜化は深刻なリスクを及ぼすのです。
社畜から抜け出すにはどうする?
将来像をイメージして行動すること
会社でのみ仕事をしていると、将来像を中々イメージできないことも少なくありません。
そこで、目標を持つことで悠々自適な生活がしたいとか、趣味に生きたいとか漠然としたものでも構いません。
何かしらのイメージを持って行動し、それに向かって生きることで仕事に対する言動が変わってきます。
そして抜け出す糸口になる可能性もあります。
仕事の質にこだわること
仕事の質にこだわることも大切と言えます。
ひたすら簡単な仕事をたくさんこなすのではなく、自分の成長になるような仕事を選んで働くことで、新しい自分の価値に気付くこともあります。
多少の挫折もありますが最終的には自信を得ることができます。
自分のために勉強すること
社畜化して会社のためだけの勉強をするだけでなく、その時間の一部を自分のために勉強します。
興味のあることや趣味のことなど、なんでもいいので異分野の勉強をするのが抜け出す方法です。
また、自分自身の事業とは異なる人と交流するのもあります。
そうすることで、自分自身の仕事に対して違った視点で見ることもできますし、何より刺激になります。
評価を気にしないこと
結論から言えば、評価を気にするから社畜化するのであって、そうでなければ社畜にはなりにくいです。
もちろん、今務めている会社で一生過ごすと決めているのであれば、評価を上げていく必要はありますが、評価が上がったからと言って、自由な働き方に繋がる訳ではありません。
下記の記事でも紹介していますが、自由な生活を送り、沢山のお金を稼ぎたいと思っている人であれば、意外とサラリーマンから抜け出した方が良かったりもします。
まとめ
一概に社畜であることが悪いという訳ではありませんが、社畜であることのリスクも多々あります。
一昔では社畜でも十分生きていけましたが、急激な構造変化が起こっている昨今、今の仕事が定年まであるという保証はありません。
つまり、社畜から抜け出すということは、生きる力の獲得と言っても過言ではないと言えます。
そして、これからの激動の時代を生きるには社畜を抜け出して個で稼ぐ力をつけることが大切になってきます。
とはいえ、いきなり社畜卒業(退職)して、起業しお金を稼ごうと思っても、自分自身にお金を稼ぐ為のスキルが無ければ、社畜時代よりも悲惨な生活を送ることも少なくありません。
そこで、下記の記事では、どうやって自分自身がサラリーマンから抜け出せば良いのか、スキルを身に付けるにはどうしたら良いのかなどの改善策を記載していますので、ぜひ参考にして下さいね。