テレワークで働ける仕事の種類は3つ?自宅で仕事するなら在宅勤務が良い?

こんにちは。

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後藤(@tsuyoshi.0501)です。

 

インターネットの発達は、現代の労働環境に大きな影響を及ぼしており、「テレワーク」という働き方がその一つですね。

  • tele=離れた所
  • work=働く

という2つの単語からわかるように、より柔軟で自由な働き方を可能にしたものです。

テレワークは、ICT(情報通信技術)を利用することで、従来は職場に限られていた働き場所を、自宅や様々な場所で行うことができる点に大きな特徴があります。

また、テレワークのメリットは、育児や介護などで常に在宅が必要な人でも働くことができる点です。

そして、自宅を仕事場所にできるため、各自が好きな時間を仕事に当てることができます。

とはいえ、テレワークにも仕事の種類があり、それぞれの仕事に特徴がありますので、今後テレワークで働きたい人はぜひ参考にして下さいね。

テレワークの仕事の種類

テレワークは広い概念であり、中身は大きく分けて、下記の3つに分類できます。

  • 在宅勤務
  • モバイルワーク
  • サテライトオフィス勤務

それぞれで、働き場所や勤務に向いているタイプに違いがありますので見ていきましょう。

在宅勤務

在宅勤務は、自宅で仕事を行う形態のことです。

通常の働き方であれば、会社に出向いて業務を行う必要がありますが、在宅勤務の場合は従業員が自らの住居を仕事場として利用します。

そのため、出勤や帰宅、出張や営業先訪問のような外出の必要性がありません。

様々な理由から自宅を離れる時間が作れない人にとって、テレワークで行う在宅勤務は都合に合わせた働き方を可能にするメリットがあります。

子育て中の主婦、親の介護をしている人、高齢者、障害を抱えて外出が難しい人など、職場勤務を諦めていた人でも仕事を持つことができます。

効率の面から考えても、移動の必要性がないため時間を有効に使うことができます。

会社までの距離が遠く、日々の通勤に時間や体力を使う人でも、在宅勤務を利用すれば負担の大きな軽減になります。

職場で働いていた女性が、結婚や出産などで仕事を継続することが難しくなるケースも多いです。

また、妻の病気や親の不調などの突発的な事情で、勤務の継続ができない状況も可能性として起こり得ることです。

このような場合でも、在宅勤務は仕事と家庭を両立させることができる働き方です。

在宅勤務の場合は、職場の同僚と机を並べて仕事をするわけではないため、人間関係の摩擦で仕事に支障をきたすようなことも回避できます。

仕事内容は満足しているのに、人間関係の問題から転職を考えざるを得なくなったケースでも、在宅勤務を利用すればその必要性がなくなります。

モバイルワーク

モバイルワークは、他社のオフィス、移動中の電車やバス、出張時の新幹線や飛行機、プライベートで使うカフェなどを利用して仕事を行う形態です。

移動にかかる時間を、 仕事に利用できる点がメリットです。

この働き方を有効利用できる職種としては、営業職があります。

常に外出の必要性がある場合は、移動にかかる時間が効率性の面から課題になります。

特に1日のうちに様々な箇所を移動する場合は、移動時間だけで多くの業務時間が消費されます。

しかしモバイルワークでは、交通機関の利用中にも仕事ができるため、時間の効率的な使い方ができます。

また、取引先に出向いた場合は、用件を終えた後に帰社して仕事の続きを行う必要がありますが、モバイルワークでは取引先のオフィスで仕事をすることも可能です。

取引先や顧客との円滑な折衝も、モバイルワークを利用することで質が向上する期待ができます。

時間の有効活用もそうですが、体力面でも負担を軽くするメリットがあります。

外出して目的の場所で仕事を終えた後に、帰社してまた仕事をこなすことは、体力的にも疲れることです。

移動中や移動場所で仕事ができれば、自社内での仕事の負担を軽くすることができます。

外出の多い職種の人にとって、モバイルワークは仕事の効率化と負担軽減の大きなメリットがあります。

サテライトオフィス勤務

サテライトは、英語で「衛星」の意味です。

サテライトオフィス勤務は、自社のオフィス以外のスペースを利用して仕事を行う形態になります。

レンタルオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペース、テレワークのための専用スペースなど、利用場所は様々です。

テレワークが可能なスペースを確保するだけで、効率よく仕事を行うことができます。

従業員は会社に出勤する必要がなく、このようなサテライトオフィスを利用して便利な勤務が可能です。

サテライトオフィスが自宅近くにあれば、会社に出勤する手間が省けます。

取引先や顧客と近い場所にサテライトオフィスを構えれば、常に近い場所で顧客との密接な関係を維持することにつながります。

また、サテライトオフィスを遠隔地に置くことで、地方の活性化の役割を担うこともできます。

これを期待して、国や地方自治体がサテライトオフィス勤務を推進しているケースもあります。

企業にとっては、多種多様な場所での勤務を可能にすることで、従来では採用できなかった人材を確保できるメリットもあります。

出勤などの移動時間の削減や、生産性の向上が実現可能な勤務形態です。

テレワークの仕事内容

テレワークは、インターネットなどを利用しているため、情報通信業などの業種で採用されているケースも多いです。

もちろんこれ以外にも、テレワークを導入している業種は様々あります。

テレワークの仕事内容については、

  • 研究開発系
  • 技術系
  • クリエイティブ系
  • デザイン系
  • 営業系
  • 調査
  • プログラム開発

などがあります。

フリーランスが企業と契約して行うライティングの仕事もテレワークの一種です。

一人で行うことに適した仕事は、テレワークに向いている仕事内容と言えます。

例えば、データや企画書の作成、デザインやプログラミング、入力やライティングなどの業務があります。

営業に関しても、独自で移動して様々な顧客と話をするような仕事であるため、自分自身に任せられている点が 大きいという意味で、ある面では単独作業とも言えます。

下記の記事では、テレワークで仕事をするメリットやデメリットを記載していますので、一度ご覧ください。

テレワークに向いている人

テレワークは自己完結型の仕事であるため、自主的に動ける人が向いているタイプと言えます。

テレワークの仕事は、会社の同僚とコミュニケーションを取らなくても一人でできる仕事内容が多く、人間関係という面での負担は軽くなります。

一方で、自分で最後までやり通す意志の強さが求められます。

テレワークは時間や場所に縛られないため、外部から強制力が働きません。

他人の目が気にならない状況の中で、仕事を完結する意欲が必要です。

上司からの指示がなければ動けないタイプや、自発的に物事をこなそうとしないタイプは、テレワークという働き方に適応できない可能性があります。

職場にいる間は仕事中という感覚があるため、仕事モードに入ることは難しくありません。

しかし、在宅勤務ではプライベート空間という意識があるため、仕事とプライベートの線引きが難しくなることがあります。

「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」というように、自宅の中にいてもメリハリをつけることのできるタイプはテレワークに向いています。

根気と集中力が要求される仕事も多いため、一定時間は集中力を持って物事に取り組める人であれば、テレワークのメリットを十分に活かすことができます。

テレワークする際の注意点

自己管理が難しい

テレワークは自宅などで仕事ができることから、時間管理がルーズになり、生活の乱れや過剰な仕事を自分に課してしまうことがあります。

オフィスにいる時とは違い、業務時間の感覚や仕事量の調整が曖昧になりやすい点に注意が必要です。

オフィスでの勤務のように、きちんとした時間に昼休みが決まっているわけでもなく、出勤や終業時間が決まっているわけでもありません。

そのため、自分自身で1日の中での仕事と休息の割り振りを行う必要があります。

自分でスケジュール管理を行い、計画的に進めることが大切です。

孤独感を感じやすい

また、同僚から離れて仕事をしているため、場合によっては孤独感を持ちやすくなり、自分自身の評価がどこまでされているのかについて不安を感じる場合もあります。

上司や同僚との綿密なコミュニケーションが取りにくいことから、問題が発生した時に対処の方法がスムーズにできない状況も考えられます。

仕事で行き詰まった時に、その場で同僚に協力を仰ぐことができないため、自分自身のスキルや仕事の達成に不安を抱きやすい環境でもあります。

これらを解決するためには、しっかりしたスキルを身につける継続した努力と、機会を見つけて職場関係者とのコミュニケーションも意識しておくことが有効です。

特に仕事に追い込まれやすいタイプの人は、休息時間を決めて確実に取ることと、緊張感を和らげるストレス解消の方法を考えることも大切です。

まとめ

テレワークは自由な働き方というメリットと共に、個人に課せられる部分が大きいため、いかに仕事に対する計画性を持つかが大切な点です。

人間関係のストレスから解放されることや、他から邪魔をされずに集中して仕事に取り組むことができるメリットがあります。

一人の時間が多くなることから、創造性や新たな着想を得る機会につなげていくこともできます。

一方、子育てや介護などをしながら仕事を行う場合は、仕事と家庭の割合をどのようにするかも課題の一つです。

スキルの充実を図ることで、より効率的に仕事がこなせるようになることも、常に意識しておきたい部分です。

日頃の人間関係のストレスから解放されることと同時に、仕事で行き詰まると孤独感を持ちやすくなることもテレワークの陥りがちな部分です。

テレワークのメリットを最大限に活かし、デメリットに感じる部分は事前に対応を考えておくことで、克服できる可能性が高まります。

また、テレワークで仕事ができると、『ノマドワーカー』という働き方も可能になってきます。

ノマドワーカーについては下記の記事で詳しく紹介していますが、より自由な働き方を求める人にとっては挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

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